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ゆきげしょう

神奈川県横須賀市で開業している司法書士・行政書士事務所しらゆきリーガルフロンティア 所長によるブログです。

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吉報

皆様こんばんは。

司法書士の有本です。


あれよあれよといううちに12月になりました。
皆様お元気にお過ごしでしょうか。

ちょっと早いですが今年1年を振り返ってみますと、ここ数年で一番嬉しかったことが今年ありましたので書こうと思います。

それは、昨年のブログ「マジック☆マッシュルーム」に登場した、みゆきちゃんのこと。
私が平成18年に横浜駅そばの司法書士の予備校に通っていた頃のかつてのクラスメイトだったみゆきちゃんが、今年司法書士試験に合格したのです。

みゆきちゃんは、高校卒業後、親元を離れ神奈川県の大学に通いながら、平成18年から司法書士試験の受験を始め、
あきらめずにず~っと、勉強を続け、田舎の秋田に帰ってからも受験を続け、とうとう今年、念願の合格を果たしました。
秋田県内の受験者で、唯一の合格者だったそうです。

一次試験の合格発表の日の夕方、

「あのね、受かったの!!」

と電話をもらったとき、自分の合格発表のときでさえ泣かなかったのに、
私は嬉しくて泣いてしまいました。
電話の向こうでみゆきちゃんも、泣いていました。

ご両親もさぞ喜んだと思います。
みゆきちゃん、本当に本当におめでとう。

予備校の教室で、くだらない話で笑いあったこと。
難しい講義のあとに、みんなであれこれ議論したこと。
模試の帰り、横浜駅でずっと立ち話したこと。
秋田県に帰る前に、仲のいい3人で飲みに行ったこと。
秋田県からはるばる新幹線で結婚式に来てくれたこと。

みんな大切な思い出です。

私の大切な友達が、いつかご実家の司法書士事務所を継いで、立派な司法書士になって活躍することを、心から願い、応援しています。



皆様は、今年どんないいこと、嬉しいことがありましたか。
あと3週間で今年も終わりですが、無事に新年を迎えられるよう、ご自愛ください。

私も飲み過ぎないように気をつけます。

有本でした。


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ZEROの罠

皆様こんばんは。

司法書士の有本です。

11月になりましたね。
寝相の悪い私にとっては、布団がはだけると風邪を引いてしまう気候になりました。


さて、このところ、相続のお手続きで、お客様と一緒に、もしくは委任状をいただいて代理人として、預金の解約や残高証明書の取得で金融機関に行く機会がとくに増えています。


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相続財産には様々なものがあり、不動産だけでなく車や預貯金、お墓の権利など、名義変更を必要とするものが多々ありますが、
司法書士が取り扱う「相続」と言うと、不動産の登記がメインになりがちです。

相談 → 受託 → 戸籍調査 → 相続人の確定 → 
遺産分割協議書の作成 → 法務局で登記 → 権利書の引渡し  で、終わりのことが多く、
たとえば、「相続人Aは、不動産と預貯金を全部相続するかわりに、相続人Bに対し500万円支払う。」という内容の遺産分割協議が成立した場合、不動産の登記だけは司法書士が代理でし、その先の預金の解約とBへの送金はお客様に「自分で行ってきてねー」と丸投げすることが多いようです。

理由はいろいろありますが、「本人(お客様)でもできる手続きだから司法書士がやるまでもない」という先入観と、
「登記はよくわかるけど金融機関の手続きはよくわからない」、「面倒」というのが主な理由のようです。

実際のところは、金融機関での手続きは本当に面倒です。

基本的には必要書類を取り揃え、実印と通帳、カード類を持って窓口に行くのですが、
銀行口座を5つも6つも持ってらっしゃるお客様だと、回りきるのに一日がかりになります。

必要な書類はどこも似たり寄ったりですが、原本を返してくれるかどうかや、手続にかかる日数は様々ですし、運悪く相続手続に慣れてない新人行員さんに当たってしまうと、こちらが質問するたびに「上席に確認しに行って参ります」とつどつど15分以上離席され、手続きが終わるのに極端な例ですがトータルで3時間以上かかってしまったり、ちゃんとした書類を提出しても「これではだめです」と誤った対応をされ、提出の必要のない書類まで提出を求められ、何度も出直すことになり、いやな思いをされるお客様も少なくありません。

しらゆきリーガルフロンティアでは、こういった煩雑で時間のかかる手続きを全て代行いたします。
これまで多くのお客様からご依頼を頂き、銀行預金の解約から各相続人への送金手続までお手伝いさせていただいております。
一瞬で終わる登記と違い、金融機関での手続きは根気のいる作業ですが、
非常にやりがいがあります。

相続は、人生においてそうそう何度もある手続きではありません。
誰もが初めてで、誰もがわからなくて、誰もが不安です。
以前、お客様と一緒に金融機関を回っていたとき、

「先生が一緒に来てくださるだけで安心します。」

というお言葉をいただいたことがあり、司法書士業務を続けていくうえで非常に励みになりました。


いつだって、しらゆきリーガルフロンティアはお客様のお役に立ちたいと考えております。

足が悪くてなかなか金融機関の窓口まで行けない。
平日昼間は仕事をしているからそう何度も抜け出せない。
ちゃんと窓口で説明できるか不安。

このような方も是非、お気軽にご相談ください。


ちなみに、よくご質問いただくのが次の2つ。

「被相続人の通帳を記帳したら残高がゼロ円でした。
このまま、解約手続きせずに放って置いてもいいですよね?」

又は、

「口座が凍結されると面倒なので、キャッシュカードと暗証番号で全部下ろしちゃいました。
別途相続の手続きはいらないですよね?」


  ・・・・

結論からいうと、どちらもだめです。
きちんと、銀行窓口で相続の手続をされることをお勧めします。

確かに、こちらが金融機関に対し口座名義人が死亡した事実を告げるまでは、口座はずっと名義人が生きているものとして動き続けるので、キャッシュカードと暗証番号さえあれば、残高をゼロにすることも(良し悪しは別として)事実上可能です。
これを相続の手続きでやろうとすると、窓口でわざわざ戸籍を提示し、書類に実印で押印し、解約した預金が相続人の口座に振り込まれるまで1週間ほど待つ必要があります。
上記の暗証番号で下ろしてしまう方法なら簡単に預金を引き出すことができ、その現金を相続人同士で分配するほうがよほど簡単なようにも思えます。

しかしながら、それで大損してしまう可能性もあるのです。

有本の経験上、普通預金口座の残高がゼロ円でも、窓口で調べてもらうと、ほかに定期預金の口座を持っていたことがわかったり、出資金があったり、他の支店に口座が別にあったりと、相続人が把握していないものが結構色々出てくることが少なくないのです。
キャッシュカードでただ残高を引き出すだけだと、せっかくの被相続人が残してくれた大切な財産が、誰にも気づかれないまま永遠に払い戻されないままになってしま可能性があるのです。

実際、当事務所で預金解約手続きのお手伝いをさせていただいた奥様で、
当初は「家計は全部私が預かっていましたから、主人の遺産はこれ以外はないですよ」とおっしゃっていたのを何とか説得して金融機関で照会してもらったところ、別支店の普通預金と定期預金と国債であわせて数百万円分が出てきたことがあり奥様も大変驚かれていました。
カードも通帳も結局最後まで出てこなかったのですが、きっと亡きご主人のひそかな楽しみ(ヘソクリ)だったのでしょう。

きちんと調べてもらった結果、どの口座も残高がゼロ円、
もしくは相続人名義の口座へ送金する手数料だけで赤字になる金額(数百円など)でしたら、
解約しないでほうっておくのもひとつの選択肢だと思います。

いずれにせよ、手元にある通帳の残高だけで判断なさると、大損するかもしれませんので、
どんな自信があっても、念のため、窓口で相続の申し出をしてその銀行にほかに口座がないのか調べてもらうことをお勧めいたします。


さて、今日はこのへんで失礼いたします。

有本でした。


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おさがり

みなさまこんにちは。
司法書士の有本です。

さきほど遺産分割協議書の作成をしていて、「遺産目録」と入力しようと「いさんもくろく」を変換したら、

「胃酸も黒く」

になってしまいました。

何だか体に悪そうです。


さて9月12日土曜日、しらゆきリーガルフロンティアは本日も元気に営業中です。

空も高くなりすっかり秋模様ですね。

今日は午前中、公正証書遺言のご相談でお客様が見えられて、
その後はもっぱら事務処理をして過ごし、ずっと事務所に詰めていました。


すると午後、近くのスナックのママさん(大変古いお付き合いで、お世話になっている方です)が、
モダンで素敵なプランターを持ってきてくださいました。

じゃーん!

植木


これは、先日そのママさんのお誕生日の日にお店に遊びに行ったときに、
バラの花が100本ほど生けてあったものです。

ママさんのお誕生日には、毎年お店にあふれんばかりのお花が届きます。
スタンドに生けてあるもの、鉢植えのもの、アレンジメントなど・・・

お花を楽しんだ後に残る大きな容器やスタンドは、通常、後日花屋さんが回収に来ます。
花屋さんとしては再利用できてエコですし、お客さんとしても大きくて重たいものの処分に困らないので、双方にメリットがあります。

それを知っていた私は、
「容器を捨てるなら私にください!是非、ください!」と、

まるで「お嬢さんを私にください!是非、ください!」といわんばかりの勢いで
なんともあつかましくママさんにお願いしておいたものなのでした。


というのも、開業祝いで頂いたクワズイモの鉢植えを収納するのにちょうどいいと思ったからです。

植木2


ではさっそくセットしてみましょう!

じゃん!


植木3


おー。
しっくりきますねえ。
何だか高級感が増したように思います。

これは週明け出勤してくるスタッフの反応が楽しみです。
(別にいらないんじゃないですか?場所とるし・・・・と言われるのに1票)


何はともあれ私は大満足です、ママさんありがとうございました、そしてお誕生日おめでとうございます(^0^)


有本でした。

ちなみに有本の胃酸は黒くありません。




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つゆ知らず

皆様こんばんは。

司法書士の有本です。

ここ数日、暑い日が続きましたね。
先週土曜日には、もうセミも鳴いていました。

女性司法書士にとって、夏は受難の季節です。
(全女性司法書士代表みたいに偉そうなことを言いいまして申し訳ありません。)

デスクワークだと思われがちな私たちですが、意外と外を出歩くことが多いからです。
法務局、銀行、市役所、、取引先の会社、お客様のお宅・・・

忙しいのは大変ありがたいことですが、気がつくと結構日焼けしています。

シミ対策に日焼け止めと日傘は欠かせません。
ちなみに昨年アームカバーもデビューしましたが、暑いのと、着脱が面倒なのとであまり使いませんでした。

そして結構汗かきな私は、汗だくにならないようゆっくり歩けるように、時間に余裕をもって行動するのも夏です。
電車に乗り遅れそうで駅まで走った日にはもう目も当てられませんからね。

いえいえ、社会人はいつだって時間には余裕をもって行動していたいものですね。
キリッ


さて、今日こんなことがありました。

20時半過ぎ、私は夜食を買いに近所のスーパーに行こうと、人の行きかう商店街を早足で歩いていました。
天気予報で夜から雨になると予報していた通り、傘を差すほどの雨が降り始めていた頃でした。

商店街アーケードの途中、若い男の子の集団が信号待ちをしていて、私はその前を通り過ぎました。

するとおそらくその集団の一員とおぼしき男の子が後ろから追いかけてきて、声を掛けられました。

麦わら帽子をちっちゃくしたような帽子をかぶって色あせた半そでの柄シャツに短パンの、
いわゆるイマドキの男の子でした。

「これ、もらってください!!」

差し出されたのは包装されたバラの花束。

「え?」

と一瞬思いましたが、時間も時間だし、集団でいたし、酔っ払っているのかな?と思い、

「送別会かなにかでもらったんでしょう?そんな、もらえませんよ・・・」

と返しました。

すると

「罰ゲームなんで!!もらってください!!もらってもらえないと困るンです!」

と必死な様子で頭を下げるので、

気おされて「じゃ、じゃあ・・・」と、受け取ってしまいました。


私が立ち去ると、後ろの集団から「受け取ってくれたよー!」「うおー!すげー!」などという声が聞こえました。


一体何が何だか。


その後、私はその花束を持ったまま買い物をしたのですが、
カゴを持つにもお会計するにも花束が邪魔で邪魔で、

「罰ゲームというのはもしかしてこのことか?」

と思うくらい買い物に難儀したのでした。
トホホ・・・



そしてこれがその花束です。事務所に持ち帰りました。

ばら1



なんとなく事務所に飾ってある折り紙で折ったバラと並べてみました。
ばら2


赤系とオレンジ、色合いが似ていますね・・・。
何か縁があったのでしょうか。


何はともあれ麦わらの一味さん(?)ありがとうございました。
出所はどうであれ、しらゆき事務所ではいただいたものは大切にします。

さっそく花瓶に移し変えて、ありがたく事務所で飾らせていただきます。
バラたちはうっとおしい梅雨にも負けず、ここで私やスタッフやお客様の目を楽しませてくれることでしょう。


それでは今日はこのへんで。

有本でした。

ご報告

みなさまこんばんは。
司法書士の有本です。

当事務所の受験生2人が無事に7月5日に司法書士試験の受験を終え、
平穏な雰囲気を取り戻したところで、すかさずゆきげしょうの更新です。
(冗談です。普段からそんなに殺伐とした事務所ではございません。)


しとしと雨の降る梅雨らしい梅雨ですね。
皆様はお変わりなくお過ごしでしょうか。

久々の更新ですのでもっぱら近況報告となりますが、

まず、不肖有本、とうとう結婚することができました。


ラフ画

↑は行政書士会横須賀三浦支部で公私共に親しくさせていただいている行政書士の山田篤志先生が、
結婚式で使用するウェルカムボードの作成を依頼したところ描いた下さったときのスケッチブックのラフ画です。
ラフ画なんて言うのが恐れ多いくらいの完成度ですが、
本番のウェルカムボードはキャンバスに油絵で描いてくださって本当に素敵な仕上がりでした!
山田先生ありがとうございました。


そして、その流れでちゃっかり新婚旅行で人生初のヨーロッパに行かせて頂きました。
(ひとえに事務所の皆様のあたたかい配慮のお陰です。お休みをいただいてありがとうございました。)


旅行先では観光もそこそこに、地ビール&ワインをひたすら飲む。

ヨロッパ1


飲む。
ヨーロッパ2


飲む・・・。
ヨーロッパ3


かくして有本は、お土産で買ってきたフォアグラに負けないくらいの肝臓になって帰ってきたのでした。


さて今夜はこの辺にしておいて、次回はまた近いうちに更新します。
書きたいことがたまっていますので・・・



有本でした。



【おまけ】
ヨーロッパ4
これはドイツからスイスへ向かう途中の高速道路のサービスエリアで陳列されていたキッコーマンのしょうゆです。

こんなところにも日本製品が!と思うと嬉しいですね。

左サイドMenu

プロフィール

司法書士 有本親子

Author:司法書士 有本親子
【事務所】
公式HP  http://www.i-shirayuki.net/
横須賀市米が浜通1-1-5
横須賀中央ダイカンプラザシティⅠ 1F
(ろうきんの目の前のマンション1階です。)
電話番号046-828-5712
FAX 046-828-5713
横須賀中央駅東口より徒歩5分
土日祝日も営業いたしております。


【経歴】
昭和58年新潟県の田舎で生まれる。
平成16年、18歳で神奈川に上京。
平成19年司法書士試験合格。
平成21年行政書士試験合格。
平成22年3月8日司法書士・行政書士事務所しらゆきリーガルフロンティアを開設しました。

【わたくしごと】
特技:折り紙
好きなこと:寝ること、食べること、読書と手紙を書くこと
苦手なこと:水泳と徹夜
行ってみたい場所:猿島、日光
好きな食べ物:からすみ、ピータン、あんきも、萩の月
嫌いな食べ物:ホヤ貝
好きな飲み物:お酒
嫌いな飲み物:甘酒
最近気になること:体重

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