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ゆきげしょう

神奈川県横須賀市で開業している司法書士・行政書士事務所しらゆきリーガルフロンティア 所長によるブログです。

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落ち穂拾い


2012年になりました。
1月も半ばに差しかかっての、今年初のブログ更新です。
皆様、本年もしらゆきリーガルフロンティアを、どうぞ宜しくお願い申し上げます。


さて、年末年始、わたくし有本は実家の新潟に帰省して参りました。

事務所名「しらゆき」の名は、ふるさと新潟の雪をイメージして付けたものです。


私の生まれた町は、加茂という人口う3万人弱の小さな市です。
その昔、京都の賀茂から神様をわけてもらったのが名前の由来だとか。
「北陸の小京都」という、ありがちなサブタイトルがつくような、
ノスタルジックな情緒あふれる、わがふるさとです。


元旦、加茂の実家から、父と連れ立って、阿賀野市の瓢湖(ひょうこ)に出かけました。
阿賀野市は、新潟県北東部の旧新潟県北蒲原郡安田町、旧水原町、旧京ヶ瀬村、旧笹神村の
4町村が2004年に合併して誕生した市でです。


瓢湖は、農業用の用水地としてつくられた人工池です。
毎年ロシアから5000羽の白鳥が越冬のために飛来することで有名で、
ラムサール条約登録湿地でもあります。


寒い新潟になぜ越冬?
もっと南の方行った方が暖かいのでは、と思われるかもしれませんが、
ロシアの冬は冷凍庫よりも気温の低い、極寒です。
新潟県の冬の方がまだ暖かいのでしょう。
しかも、白鳥はロシアから飛来する渡り鳥ですので、距離の面でも新潟あたりが手頃です。
新潟のほかに、北海道や福島県にも、白鳥が越冬のために飛来するスポットがあるそうです。


瓢湖のほとりでは、白鳥の餌(100円)が販売されており、
湖を囲む柵越しに、餌やりを楽しむことができます。
瓢湖には白鳥のほかにも、カモなどの渡り鳥も多く飛来していますので、
野鳥を間近で見る貴重な機会です。

瓢湖③


瓢湖②


今でこそ、すぐ手の届きそうなところまで白鳥が寄ってきますが、
元来、野生の白鳥はたいへん用心深い鳥で、人にはけして近づかず、
人に馴れ合うことはなく、人から餌をもらって食べることもなかったそうです。
そんな野生の白鳥の餌付けに、日本で初めて成功した場所が、この瓢湖です。

白鳥おじさんこと、吉川重三郎さん・繁男さん親子が、
2代にわたって餌付けを行ったそうです。


瓢湖①


白鳥おじさんが熱心に根気よく餌付けをしたおかげで、
今日の新潟の風物詩・冬の瓢湖の光景があるわけです。




ところで、昼間に瓢湖で見ることができるのは、
飛来する数千羽のうちのほんの一部にすぎません。
多くの白鳥は、日中は餌を探しに付近の田園へ出かけてゆき、
夜になると瓢湖へ戻ってきます。

実はこの日、瓢湖へ向かう道の途中、
田で餌をついばむ白鳥の姿を目撃しました。


瓢湖④


冬の枯れた田んぼに、一体何の食べ物があるというのでしょう。
虫、タニシ、それとも、草でしょうか。


答えは瓢湖のボランティアガイドさんが教えてくれました。
実りの秋、稲穂の収穫の際に、収穫機械(コンバイン)の
すきまからこぼれた落ち穂を食べているそうです。


その話を聞いた父が、ぼそっと私にいました。

「まるで、ミレーの『落ち穂拾い』のようだ」。


収穫の終わった麦畑で、腰をかがめて稲穂を拾い集める、
3人の貧しい農婦。
そう、あの名画です。

『落ち穂拾い』は、農地に落ち残った稲穂を拾い集め生活する、
農民の貧困ながらもたくましい姿を描いただけの作品ではありません。

19世紀フランスの農村では、畑の所有者は、
収穫時に落ち穂をわざと残しておくというルールがあったそうです。
畑から収穫できるものは全て畑の所有者のものですが、
一粒残さず収穫してしまっては、
これを拾い集め生活の糧とするであろう貧しい小作人や寡婦は
食べていけなくなってしまいます。
そういった配慮から、手渡しで恵むのではなく、
拾うことを暗黙のうちに許可していたのです。

ミレーの『落ち穂拾い』は、
そんな農村社会の助合いの美しさを描いた作品でもあるのです。


さて新潟県での『落ち穂拾い』。
農家の方々は、白鳥のために意図的に田に稲を残しているわけではないかもしれません。
しかし、白鳥はきっと来年も、新潟の地に降り立つのでしょう。
父の言葉に、自然と人が共生するというのはこういうことをいうのだろうなあと、
しみじみ思いました。



最後になりましたが、今年の抱負です。
今年こそは、しらゆきリーガルフロンティアの事務所の
ホームページを完成させたいと思っております。
(こう宣言する事によって、少しでも自分を奮い立たせることができればと思い書きました)

皆様、どうぞ宜しくお願い申し上げます。


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プロフィール

司法書士 有本親子

Author:司法書士 有本親子
【事務所】
公式HP  http://www.i-shirayuki.net/
横須賀市米が浜通1-1-5
横須賀中央ダイカンプラザシティⅠ 1F
(ろうきんの目の前のマンション1階です。)
電話番号046-828-5712
FAX 046-828-5713
横須賀中央駅東口より徒歩5分
土日祝日も営業いたしております。


【経歴】
昭和58年新潟県の田舎で生まれる。
平成16年、18歳で神奈川に上京。
平成19年司法書士試験合格。
平成21年行政書士試験合格。
平成22年3月8日司法書士・行政書士事務所しらゆきリーガルフロンティアを開設しました。

【わたくしごと】
特技:折り紙
好きなこと:寝ること、食べること、読書と手紙を書くこと
苦手なこと:水泳と徹夜
行ってみたい場所:猿島、日光
好きな食べ物:からすみ、ピータン、あんきも、萩の月
嫌いな食べ物:ホヤ貝
好きな飲み物:お酒
嫌いな飲み物:甘酒
最近気になること:体重

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