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2011.12/23 [Fri]
ORIGAMI
みなさまこんばんは。
司法書士の有本です。
年末ですね。
今年も、来週で終わりです。
待ち遠しい冬休み、皆様はどう過ごされるのでしょう。
ご家族や親せきに小さなお子様がいらっしゃる方のなかには、
お年玉というイベントに青色吐息だ、という方もいらっしゃるのでは?
子供たちにとってお年玉というのは非常に魅力的なイベントです。
私も子供のころは楽しみにしていたものです。
なかでも静岡に住む祖母からもらえるお年玉は、とくべつ楽しみにしていました。
祖母は、折り紙の先生です。
なんでも折り紙で折ってしまいます。
祖母と乗った新幹線での思い出ですが、
いつも、弁当についている割りばしの袋で何かを折っては、
孫たちを喜ばせました。
そしてお年玉もいつも、このようなぽち袋を折って、
これにいれて渡してくれました。

当時もらったものは千代紙で折ったもので、
上記の私の折ったものよりもっとずっと上手に折れていてきれいでした。
どうやって作るんだろう!とワクワクし、
とても高価なものをもらったような気持ちになり、大変嬉しかったのを覚えています。
大きさにして、このくらい。

このようにしてお年玉を入れます。


上部のサンカク部分をたたんで、鶴の羽の下に差し込むと、
きれいにおさまり、ふたが自然に開かないようになります。
機能的でしょう?
折り紙にも折り方を考えた方の著作権があるそうで、
折り方をここに掲載する事は出来ないのですが、
1枚の折り紙があれば10分かからずに折れます。
私も祖母の影響で、小学生のころは折り紙をずいぶんしたものです。
ほとんどは祖母に教えてもらったものです。
その当時、私は折ったウサギやらカエルやらを見てほしくて、
祖母への手紙に入れて送っていたのですが、
祖母はその折り紙をいまだにたんすの上にかざってくれています。
宝物だと言ってくれています。
今でもたまに、思いだすと折り紙をします。
ときには喫茶店で、時間をつぶしながらレシートなどを折り。
ときには自宅でお酒を飲みながら、とっておきの1枚で折る。
家で折るときには本を見ながら折りますが、
難しいものになるとなかなか一度の挑戦では折れません。
何度か失敗し、あきらめてしまうものもあります。
しかし、角がびしっとそろい、
無駄な折り目もなくうまく折れた時には喜びもひとしおです。
折り紙は読書と同じくらい、私のなかでの大好きな趣味です。
ところで、折り紙の素材も、最近はとてもバリエーションがあり、
手ごろな値段で入手できます。
昔はコクヨの100枚入りの折り紙に2枚だけ入っている、
金色・銀色の折り紙を大変貴重なものだと思い、
めったなことでは使わず大事にしていましたが、
今ではキラキラのラメの入ったものや、ホログラムのような立体的な柄のもの、
グラデーションのかかったものなど、さまざまな種類があります。
これは、「オーロラおりがみ」という種類の素材。
光沢があって綺麗です。

手作りには、手作りのあたたかみがあります。
どうぞ皆さんも、今度のお正月は手作りのぽち袋にお年玉を入れて、
子どもたちをアッと驚かせてみませんか。
☆おまけ☆
品質や価値、人格や技術などに定評があったり、保証付きであることを
「折り紙つき」と表現することがあります。
この「折り紙」、鶴などを紙で折る遊びとしての「折り紙」とは意味が違います。
昔、公式文書や進物用、鑑定書などに「奉書紙(ほうしょし)」という紙を使っていました。
「折り紙」とは、この奉書紙を横半分2つに折って特に鑑定用に用いた紙のことで、
確かな品質が保証されているもの(刀剣など)を「折り紙つき」と呼ぶようになりました。
この確かな品質という意味が転じて、現代では人の実力など、物以外についても、
「折り紙つき」と表現されるようになったのだそうです。
司法書士の有本です。
年末ですね。
今年も、来週で終わりです。
待ち遠しい冬休み、皆様はどう過ごされるのでしょう。
ご家族や親せきに小さなお子様がいらっしゃる方のなかには、
お年玉というイベントに青色吐息だ、という方もいらっしゃるのでは?
子供たちにとってお年玉というのは非常に魅力的なイベントです。
私も子供のころは楽しみにしていたものです。
なかでも静岡に住む祖母からもらえるお年玉は、とくべつ楽しみにしていました。
祖母は、折り紙の先生です。
なんでも折り紙で折ってしまいます。
祖母と乗った新幹線での思い出ですが、
いつも、弁当についている割りばしの袋で何かを折っては、
孫たちを喜ばせました。
そしてお年玉もいつも、このようなぽち袋を折って、
これにいれて渡してくれました。

当時もらったものは千代紙で折ったもので、
上記の私の折ったものよりもっとずっと上手に折れていてきれいでした。
どうやって作るんだろう!とワクワクし、
とても高価なものをもらったような気持ちになり、大変嬉しかったのを覚えています。
大きさにして、このくらい。

このようにしてお年玉を入れます。


上部のサンカク部分をたたんで、鶴の羽の下に差し込むと、
きれいにおさまり、ふたが自然に開かないようになります。
機能的でしょう?
折り紙にも折り方を考えた方の著作権があるそうで、
折り方をここに掲載する事は出来ないのですが、
1枚の折り紙があれば10分かからずに折れます。
私も祖母の影響で、小学生のころは折り紙をずいぶんしたものです。
ほとんどは祖母に教えてもらったものです。
その当時、私は折ったウサギやらカエルやらを見てほしくて、
祖母への手紙に入れて送っていたのですが、
祖母はその折り紙をいまだにたんすの上にかざってくれています。
宝物だと言ってくれています。
今でもたまに、思いだすと折り紙をします。
ときには喫茶店で、時間をつぶしながらレシートなどを折り。
ときには自宅でお酒を飲みながら、とっておきの1枚で折る。
家で折るときには本を見ながら折りますが、
難しいものになるとなかなか一度の挑戦では折れません。
何度か失敗し、あきらめてしまうものもあります。
しかし、角がびしっとそろい、
無駄な折り目もなくうまく折れた時には喜びもひとしおです。
折り紙は読書と同じくらい、私のなかでの大好きな趣味です。
ところで、折り紙の素材も、最近はとてもバリエーションがあり、
手ごろな値段で入手できます。
昔はコクヨの100枚入りの折り紙に2枚だけ入っている、
金色・銀色の折り紙を大変貴重なものだと思い、
めったなことでは使わず大事にしていましたが、
今ではキラキラのラメの入ったものや、ホログラムのような立体的な柄のもの、
グラデーションのかかったものなど、さまざまな種類があります。
これは、「オーロラおりがみ」という種類の素材。
光沢があって綺麗です。

手作りには、手作りのあたたかみがあります。
どうぞ皆さんも、今度のお正月は手作りのぽち袋にお年玉を入れて、
子どもたちをアッと驚かせてみませんか。
☆おまけ☆
品質や価値、人格や技術などに定評があったり、保証付きであることを
「折り紙つき」と表現することがあります。
この「折り紙」、鶴などを紙で折る遊びとしての「折り紙」とは意味が違います。
昔、公式文書や進物用、鑑定書などに「奉書紙(ほうしょし)」という紙を使っていました。
「折り紙」とは、この奉書紙を横半分2つに折って特に鑑定用に用いた紙のことで、
確かな品質が保証されているもの(刀剣など)を「折り紙つき」と呼ぶようになりました。
この確かな品質という意味が転じて、現代では人の実力など、物以外についても、
「折り紙つき」と表現されるようになったのだそうです。
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